北欧家具とアルヴァ・アアルト
アルヴァ・アアルトは、20世紀を代表するデザイナーであり、アアルトの作品は、建築、北欧家具、ガラス工芸、絵画と実に多様な分野を手掛ける、多才な人物です。
アアルトは、1898年に、北欧フィンランドの街、クオルタネに生を受け、1916年には、ヘルシンキ工科大学に入学し、建築を学びました。
勉強家ではあるのですが、放浪癖があり、勉学の為の旅行と称し、ヨーロッパ各地を放蕩していたと言います。
しかし、1923年には、自分の会社をおこし、翌年の、1924年には、アアルトと同じく、建築家のアイノ・マルシオと結婚もしました。
そして、1920年から、1930年にかけて、アイナと共に、数々の共同プロジェクトをこなし、アイナの死後も、新しいパートナーと共同でプロジェクトをこなしたと言います。
曲げ木技術を開発したのも、アアルトであり、新しい技術や技法を取り入れ続けた彼の功績は偉大であり、アアルトの死後は、妻である、エリッサが仕事を引き継いだと言います。
アルテック
アルテックとは1935年にアルヴァ・アアルト夫妻が設立した、北欧家具ブランドであり、アートとテクニックを融合した意味でアルテックと言う社名にしたと言います。
そして、アアルト夫妻以外にも、美術評論家の、ニルス・グスタフと、ファンランドの投資家、マイレ・グリスレンが共同経営者にいて、実質、4人の経営者により立ちあげられた会社であります。
アルテックの開発した、スツールと言う椅子は、曲げ木技法を応用して作られていて、無垢材の一部に筋目をいれ、薄い木片を挟み込む事で、木材を曲げながらも強度を保つ事が可能になっています。
このスツールは、現代でも大変人気が高く、アルテックを代表する家具となっていますし、スツールに使われる技術は椅子だけではなく、様々な家具に使えるので、アルテックを語る上で、スツールは欠かせない家具を言えるのです。
さらに、アルテックは、ヘルシンキの目抜き通りに店を構えており、販売店としてだけではなく、美術館の様な装いで、撮影の為によっていく観光客も少なくないと言います。
当時からのアルテックの技法は、現在でも使える程高いもので、高い精度によってつくられた家具は、安定した出来の家具を供給でき、その様な高い技術は、現代でも高く評価されています。