北欧デザインとモダニズムの始祖
アルネ・ヤコブセンと言う名前は、北欧家具や、北欧デザインに詳しくない人物でも耳にした事位はあると思います。
ヤコブセンは1902年に、デンマーク王国のコペンハーゲンで生まれ、コペンハーゲン工芸大学や、デンマーク王立美術学院で建築やデザインを学びました。
そして、卒業後、1929年に未来の家と言うテーマのコンペで、見事に受賞し名を知られる様になりました。
その後、コペンハーゲンにベルビュー地区と言う高級住宅街を開発し、オーフス市庁舎や、イギリスの大学など、国内だけに留まらず、世界的に公立の建物を手掛けてきました。
さらに、ヤコブセンのデザインは建築だけではなく、北欧家具にも及びます。
いまだ、世界的に人気の高い、エッグチェアはヤコブセンの作品ですし、他にも、スワンチェアや、セブンチェアに、アントチェアなど、評価の高い作品を輩出し続けました。
ヤコブセンの作品は、一つの事にとらわれずに、全体の統一感を大事にし、建築の外装内装、家具にまで、緻密にこだわっていますが、そんなヤコブセンの集大成とも言える作品が、コペンハーゲンにある、SASロイヤルホテルと言えるかもしれません。
ちなみに、ヤコブセンの作品は完璧と言われていますが、同時に利己的だとも言われていて、気難しい人物としても知られていますが、ヤコブセンはまぎれもなく、北欧地域においてモダニズムの始祖と言われる存在でしょう。
北欧家具は素晴らしき北欧の歴史を彩る家具が揃っています。
フリッツ・ハンセン
北欧のデンマークには、フリッツ・ハンセンと言う家具ブランドがありますが、これは、北欧の名門家具会社であり、デンマークでは一番有名な家具ブランドと言っても過言ではないと思います。
会社名にもなっている、フリッツ・ハンセンは、創始者の名前でもあり、1872年に、デンマークのコペンハーゲンに、北欧家具職人でもあるフリッツ・ハンセン氏が、家具会社から家具のパーツを下請けする会社としてスタートしました。
そして、1915年には、デンマークでは初となる、曲げ木加工の家具を制作して、あまり手間をかけずに大量生産も可能な北欧家具は、瞬く間に国内にシェアを広げました。
1920年に入ると、有名デザイナーと共同で開発する商品を発表し、アルネ・ヤコブセンとも手を組み、アントチェアや、セブンチェアなどを次々と商品化し、その地位を確実にして行きました。
さらには、チャイナチェアや、チャーチチェアなど、1900年代の椅子の歴史を象徴する様なラインナップを誇っており、北欧の家具会社を語る上で、フリッツ・ハンセン社は欠かせない存在と言えるはずです。